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EVENT LIMITED MODELLO for キープキャスト…急遽フェザーフック手巻き作業。
2016/2/14
まだまだルアーも完成していないにもかかわらず、もっとクリムゾンでしかできないインパクトのあることできないかと…
…ふと思いついたのがフックに羽根を巻いた「フェザーフック」!!
それも既製品にない、美しく・めずらしい羽根を使いたい!!
急遽、材料を調達。
デストロイ一族には、ギル・シェイプにピッタリ合いそうな「水玉模様」の超レアな羽根。
今回、4種類のルアーを販売予定。
クリムゾンでは、ほとんど×3フック仕様なので、ざっと計算すると数百個!!
手巻きで数百個!!!
この期に及んで恐ろしい数字ですが、クリムゾンの”ルアーのクオリティーを高めたい”というわがままに、
フェザー巻きが得意なスタッフ総動員で、1本1本ひたすら手巻き…。
これまでに見たことがない、「美しさを纏う漁具感」を醸し出すフェザーフックに仕上がっています。
キープキャストまで1週間。限られた時間こそ、技巧は研ぎ澄まされる。
2016/2/13
キープキャストまであと1週間。
前日準備から名古屋入り、その前日には機材や商品の発送、
またその前日には出荷直前スイムテスト&梱包…ということで
ルアーそのものの製作ができるのはあと3~4日。
まだまだやりたいことが一杯残っています。
ただ、残されたわずかな時間のなかでの作業は、思考は張りつめられ、技巧は一層研ぎ澄まされてきます。
ただ今、パンテーラの塗装工程が終わって、組み立ての待機中です。
各ルアーとも「EVENT LIMITED モデーロ」として、2カラーリング販売します。
背中ラインが、妖艶な輝きを放っています。写真ではいまいち伝えらえませんが)。かなり高価な特殊塗料を採用しています。
クリムゾン・ルアーは、その辺のハンドメイドルアー(最近の”子供のおもちゃ細工チック”なモノがあまりに多いのには嘆かわしいばかりです。
ルアー・フィッシングそのもののレベルまで落としこみかねない)の5~10倍の造形・塗装・コーティングの過程を経て、作り上げられます。
どこまでも、”工芸的に美しく、リアルで、漁具らしく荒々しく強い…そして何よりビッグバスを手繰り寄せる”…「ルアーの最高峰」を追い求めています。
キープキャストに来られた時には、ぜひクリムゾン・ルアーをご覧ください。
「ルアーの最高峰」その意味が分かるはずです。
『DRAGON HUSTLER 夢限 350SLM』ひとまずYOUTUBE動画UP。
2016/1/9
YOU TUBE https://youtu.be/4jDRKy58hdk
撮影中レンズ越しに夢限を追いかけていると、「魚が浮き上がってきた」と何回も錯覚する、超ナチュラル・「生なま」なS字の泳ぎです。
PVCでできたテールは、超やわらかで、水を「なめる」ように受け流します。
2分割ボディーの折れ曲がりも、柔らか・しなやか・自然です。
これまでのいろんなS字は、ペきぺきと折れて機械チックでしたからね。
ドラゴン・ハスラー夢限…最終テスト。
2016/1/5
出荷直前の最終テスト中の1コマ。
オイカワ・カラーです。
S字といえば、2分割のボディーがカクッカクッ…とやや機械的な動きをイメージするのですが、
夢限ではそれを払しょくした、ヌメーヌメー…っとしたボディーの折れ曲がりを目指しました。
それを可能にしたのが、「クリムゾン・スーパーソフトPVC」テールです。
このテールについての詳細は後日にしますが、
このテールのおかげで強烈にナチュラルな泳ぎに仕上がりました!!
泳いでいる姿を見れば、本当に生きて泳いでいる魚のようで、時々ドキッとするぐらいです。
次回ひとまず、少しだけデモ動画で、先にご覧いただこうと思います。
背中までびっしりの「ディメンショナル・魚鱗」。
各ショップにて、予約受付もまもなくです。
リアル・ハス・パーフェクト。『DRAGON HUSTLER 夢限 350SLM』。コーティング完了。
2015/12/25
ようやくここまでこぎつけました。
超巨大約350mmサイズのビッグベイトです。
ハスのリアルな口(下あごの出た複雑なへの字口で彫刻がやや難解なんですね。)、ボディーシェイプ、テール…すべてが完璧なハスです。
なかなか「愛嬌」のある顔なんですが、クリムゾン流のルアーということで「カッコよく男前に」仕上げています。
関東をはじめ各地のエクストリームなデカバス釣り師からの要望(自分もBIWAKO用にちょうど欲しかったこともあって)で実現させました。
でもBIWAKOでテストしていると全然違和感のないサイズ。
作業の方は、デカいこともあって、マスターブランクの造形・成型・塗装…何するにしてもケタ外れの重労働・長期間作業になりました。
器具類もよりパワーのあるものに新調。
詳細は、追ってブログにてお知らせします。
限定?!カラーリング・モデルのウロコ…ディメンショナル・スケール・ペインティング完了。
2015/11/27
ウロコ塗装直後の画像です。自分ながら一瞬うっとりの仕上がりです。
びっしりウロコが敷き詰められています。
ウロコの縁がゴールドとピンク、1枚1枚のウロコは付け根がブラックで端の方へシルバーのグラデェーション。
場所によって、端からブラック付け根に向かってシルバーの逆バージョンも。
これが、ボディー全体を見ると、本物の生き物のような「立体感」「臨場感」を生んでくれます。
シルバーカラーも新塗料を採用。立体感もスケールアップさせています。
こちらは限定モデルpart2。
この段階では地味ですが、強烈なカラーリングに変貌します。もう「ルアーの次元を超えたルアーに・カラー」になる予定。
第3ボディー。
1回目のコーティング直後。
極めなければ気がすまない性格でここまで来ましたが、なぜここまで「リアルさ」それを超えた「リアリズム」にこだわるのか?
単純に”リアルさこそ釣り勝つための最強のspec”だからです。
今までの至近戦で、バス特にモンスタークラスの視力がどれほどよいか、散々思い知らされてきました。
彼らは至近距離まで近づいてきて、ジーっと見ているんです。
それこそルアーのすみからすみまで。
特に顔はヤバいぐらい見ています。
顔を見られたら最後、勝敗が決します。
そのルアーがもつ「リアルさ」「リアリズム」の度合いは、それだけで圧倒的アドバンテージに成り得るし、その逆は決定的致命傷にも成り得るんです。