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手にした者が息をのむ、全身を奮い立たせる匠の鬼なる造形美と色彩美

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Kiwami極 under the REALISM and DYNAMISM

FORM DESIGN

「躍動-YAKUDO-」 リアルな魚のフォーム・デザインと、リアルな魚の泳ぎのイメージ、両者をベスト・バランスでリンク…それがクリムゾン・ルアーのベース。

ルアー・フォルムのデザインにおいて、ブルーギル・ハス・アユ・オイカワといったBIWAKOに共棲し、バスのベイトとなる魚種をモチーフにしています。その魚の特徴からルアー・アクションのイメージがうまれ、躍動感あふれるデザインに昇華していきます。クリムゾンがめざす「リアル・フォルム」は、本物のベイトのサイズ感を重視することであり、これまでのいかにもビッグベイトといった余計なプレッシャーや違和感を与えないことです。いわゆる食べやすいベイトを演出することによって、ビッグベイトの隠されてしまったポテンシャルを引きだし、懐疑心すら消し去る豪快なバイトを導きます。

3DIMENSIONAL FACE SCULPTURE

その手による凄まじいまでの彫刻は、本物の魚さえ超えたリアリティーを刻み込む。それぞれの魚を特徴づける顔が刻み込まれ、限りなき生命感が与えられる。

クリムゾンでは、ルアーの顔は、その魚がその魚であることを証明する極めて重要な部分と考えています。凄まじいまでの一刀一刀の彫りによって、その魚の特徴・他とは違うわずかな違いを捉えた独自の表情が姿を現します。複雑に開いた口唇・反り返るエラ・微妙な起伏…研ぎ澄まされた繊細な技が、生命感と表情を与えています。釣り人の心さえ引き込む造形は、フィールドで手にすれば昂揚感が全身を駆け巡り、既存の量産ルアーには感じ得ない次元を超越した存在感を放ちます。それほどまでに心を奪われたルアーで魚を仕留める…まさにルアー・フィッシングの極みということができます。

Dimensional Scale Painting(DSP)

ウロコ1枚1枚に立体的グラデーションをほどこした緻密・高度なペインティング技術。その無数のウロコが折り重なり脈打つ体表は、本物の魚のそれを限りなくリアルに表現。

「いかに本物のベイトと思わせてバス釣るか」という、ルアーとしてあるべき原点に立ち戻ることが、クリムゾン・ルアーの根幹をなすリアリズムとなっています。熟練の高度なペインティングによって、ウロコの1枚1枚にグラデーション塗装を施し、その陰影がもたらす立体感を与えることを可能としました。本物かどうかを確認するため、ルアーを追尾し凝視するモンスター。そのサイズともなれば、私たちの想像を超えるまでに視覚を発達させています。今を生きるルアーを知り尽くしたモンスターを仕留めるには、忘れ去られたリアリティーに立ち返ること、それこそが最強にして究極の武器となると考えています。

MASKING SKILL

マスキング・デザインの複雑に折り重なるパターン構成によって、その魚がその魚であるための模様を、クールに・カラフルに・スタイリッシュに表現。

それぞれのルアーのモチーフとなっている魚種の模様の特徴を捉えて、躍動感・立体感を大切にしながらデザインし、マスキング・パターンの構成を考案します。非常に細密かつ正確なマスキング・ペインテイングによる絵柄が折り重なって、初めてその魚種特有の模様の全体パターンが完成します。また、下地となるDSPによるウロコ・ペインティングのリアルさとは対照的に、クールさとスタイリッシュさ・カラフルさを持たせたデザインを重視。リアルなボディーに、クール・デザインを絶妙に融合させることによって、全体として「クリムゾン・ルアー」が浮かび上がってきます。

ALMINIUM COVERED FACE

Kiwami極の一手。深々と刻まれたフェイス部の彫刻を包み込み、既存のルアーでは決して生み出せない、アルミ独特の「金属質の生命感」を生み出す。 

魚のフェイス部には、アルミニウム・シートを1枚1枚丹念に貼り合わせていきます。深々と起伏する彫刻に這わせ、アルミ表面に陰影を生み出すことによって、「金属質の生命感」とも呼ぶべき異質なリアリティーを発散しています。光量の少ない水中においては、ルアー・アクションに合わせギラギラと鈍い光を放散する様子は、水中を泳ぐ魚の顔・頭部のぎらつきを連想させ、その釣獲パフォーマンスを発揮します。また、金属独特の重厚な質感が、Kiwami極の趣向を一層高めています。(NORMALIZED MODELLOを除く。)

CRIMSON ORIGINAL REAL EYE

眼が醸し出す生命感…飽くなきリアリティーの追求の果て誕生した「クリムゾン・オリジナル・リアル・アイ」。

黒目は漆黒のブラック、その縁をゴールドが囲んでいます。それらを透明なクリスタルが深々と包み込み、ライブリーで瑞々しいまでの眼を生み出しています。ルアーを水中に入れたとたん、ゴールドの縁は光を反射し、黒目のブラックを一層浮き立たせ、ルアーそのものに表情と圧倒的なまでの生命感を吹き込みます。(基本的にオリジナル・アイが装着されますが、それぞれのルアーの表情に適合した他種アイが採用されることもあります。)

STRONG and TOUGH BODY under the DYNAMISM

MATERIAL “FOAM-CRIMSON”

強靱・頑強な肉体のその理由…すべてはそれぞれのフィールドのビッグバス・モンスターバスを仕留めるため。

発砲ウレタン・マテリアルをクリムゾン独自技術によって、最高硬度にまで引き上げ成形しています。ボディー内部すべてに素材が詰まった、ずっしりと重量感のあるルアー・ボディーは、プラスティック・マテリアルによる空疎なルアーとはあきらかに異なる「ぬめり」ともいえる水がらみと、トルクフルかつ大容量の攪拌水流を発生させます。水中に入れれば身悶えし、今にも泳ぎ出しそうなボディー・マテリアル「FOAM-CRIMSON」…これこそクリムゾン・ルアーが“釣れるルアー”である根幹をなしています。

X2 LAYERED HYBRID COATING

クリムゾン・ルアーのリアリティーを、最後の最後まで守る“柔”と“剛”からなる鎧のコーティング。

従来のルアーの常識を遙かに超える重量を持つヒュージ・スケール・ビッグベイト。酷使ともいうべき使用条件から受ける衝撃は、想像を超える以上のものです。クリムゾンでは2種の異なるマテリアルをそれぞれ何重にもコーティングすることによって、ボディー全体を鎧となって保護しています。上層は、着水の衝撃を吸収する適度な柔軟性と美観を高める光輝性を両立させたマテリアルを採用。下層には、最後までウロコ・ペイントを守る高硬度マテリアルを採用。それぞれのコーティング・マテリアルの特性を発揮して、より大胆により長く、クリムゾン・ルアーを愛用していただくことを可能としています。

TEST test test… ON THE LAKE BIWA.

クリムゾン・ルアーの最大の強み…それは答えを出してくれるBIWAKOとその水系が、すぐそこにあること。

自らルアーをデザインし、自らブランクを彫り、自らペインティングする。そのすべてを生み出すクリエイター自身が、年間100回にせまるBIWAKOで実戦ともいえるテスト。そこから生まれた確かなアイデアは形となり、

さまざまなスタイルのテスターによって、それぞれのフィールドでの実戦テストが繰り返されています。そしてBIWAKOとその水系で磨かれ鍛え上げられたクリムゾン・ルアーは、モンスターを仕留めるための極めてスタンダードであり、日本各地のフィールドにおけるビッグバス・モンスタークラスを狙いにおいても同様、そのポテンシャルを見せつけることになるでしょう。